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バッド・ジーニアス 危険な天才たち (2018年)

小学生のころから成績はずっとオールAで、中学時代は首席となった天才的な頭脳を持つ女子高生リン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)は裕福とは言えない父子家庭で育ったが、その明晰な頭脳を見込まれ、進学校に特待奨学生として転入する。新しい学校で最初に友人となったグレースを、リンはテストの最中に“ある方法”で救う。その噂を聞きつけたグレースの彼氏パットは、より高度な方法でカンニングを行い、答えと引き換えに代金をもらうというビジネスを持ちかける。リンは指の動きを暗号化する“ピアノレッスン方式”という方法を編み出す。リンの元には瞬く間に学生が殺到し、多くの生徒を高得点に導く。しかし、学校が誇るもう一人の天才で生真面目なバンクとの出会いによって波乱が起こる。リンたちは、アメリカの大学に留学するため世界各国で行われる大学統一入試・STICを舞台に最大のトリックを仕掛けようと目論み、バンクを仲間に引き入れようとするが……。
●監督 ナタウット・プーンピリヤ


やっちゃいけないけど応援しちゃう映画 その①
天才のカンニングはスケールが違う!

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80年代に「ザ・カンニング」という映画がありました。
他の作品は思い浮かびませんね。(とはいっても生徒のイタズラ映画でカンニングシーンはラストのみ)
やっぱり教育上よろしくない題材だからでしょうか。
タイ映画なんですが、こういう作品も作れるのにちょっと感心。
1バーツ=3円くらいにしとこうか(3.3円)
ん、なんでタイのお金単位が?
今作はそれがわかると、タイの成績に対する思いが伝わりやすい、と思う。

頭脳天才リン
一人の天才少女が進学校に転校してくる。
父子家庭の貧しい家庭で育ったリンは、教師であるパパの努力もあって超優秀頭脳。
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進学校なので学費も高い。そのことを面接で話すと、ぜひ進学して欲しい学校側は学費無料で奨学特待生として優遇する。
進学したリンに優しく声をかけてくれたのがグレース。
彼女は成績よりも学校行事に命をかけている、いわゆる陽キャ。
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しかし一定レベルの成績を取らないと、学校行事の参加禁止ということになったから、グレースさあ困った。
成績優秀のリンに助けを求めるグレース。
リンはグレースに勉強を教えるのだったが…グレースってば
思った以上にバカだった。
さあどうする?試験は始まってしまっている。
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そこでリンが繰り出した技「ザ・消しゴム」

成績、買います!
進学校なのに、リンに助けを求める人がわらわらと。
その筆頭はグレースの彼氏パット。
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基本的にこの学校のバカは金持ちです。
パットにグレース、リンに助けを求める人、みんなバカです。
勉強を教えても覚えられないバカたち。
結局リンは、その明晰な頭脳を使って、バレないカンニング方法を編み出します!
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一人いくら?
貧しいリンにとって、喉から手が出る程ほしいお金。
仕方ないんや。ヤツらは成績がほしい。私はお金がほしい。Win Winじゃないか!
そうやって成績買うヤツらは増えていきます。
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バカはウハウハ。リンもウハウハ。誰が彼らを止められようか。

正義の男現る!
奨学特待生はもう一人います。
リンと成績を争う男子生徒バンク!
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彼も成績は良いが、母子家庭で貧しい。
今は厳しい生活をしているが、留学していつか稼ぐことを目的にしているド真面目です。
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彼はある友人からテスト対策を頼まれるがスルー。
そいつはポロッとリンのことを口にしてしまって…。
なんだろう、バンクのしたことは正義感のあるとても当たり前なことなのに、すごい悪役感。

ミッション・インポッシブル
今作は学生が観たらまずいのでは?マネしちゃうのでは?
とお思いのアナタ。(誰?)心配は無用。なぜなら
絶対ムリだから!
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なんというか「カンニング」という行為を超えて、テスト中に「解答」という情報を「持ち出す」という感じ。
そう、これこそミッション・インポッシブル!
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近年の飛行機に飛び乗ったり、超高速バイクチェイスとか、そういうのではなく、まさに1作目のCIA侵入の「ミッション・インポッシブル」のよう。
目的が「バカにいい成績をとらせる」じゃなくて、「解答をいかに知らせるか」という見方に変わる。
当然、難度は映画が進むにつれどんどん上がって来る。
ラストの世界共通試験〝STIC〟では、国をまたがる大カンニング!
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このスケール、「カンニング」という言葉では収まらない!
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最強カンニングの方法は…
「ザ・暗記」!

主演級のこの4人は演技経験がほとんどなかったという。
リン役のチュティモン・ジョンジャルーンスックジンはモデルさん。
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グレース役のイッサヤー・ホースワンはめっちゃ可愛い!おバカな役なのもピッタリだ。
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唯一しっかりとした俳優さんがリンのパパを演じたタネート・ワラークンヌクロ。
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でも本来は歌手で作曲家なんだってさ。

ドラマ性の強さ
「解答」を巡っての攻防は、「オーシャンズ」シリーズなどのクライムサスペンスを彷彿させる。
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ただし任務達成後の爽快感はあんまり感じない。
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やはり「不正行為」なので、観ているワタクシに罪悪感があるのでしょうか?
ラストバトル(?)のSTICの攻防なんか、下手なB級クライム映画を遥かに凌ぐハラハラ度。
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基本、学生素人なので、予想と現場の違いのあたふたは観ていられないくらいだ。
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ああ、素人が希少本を盗む計画を行う「アメリカン・アニマルズ」っぽいわー。
今作はそれだけが見どころではなくて、ドラマ性もスゴイ。
リンと父の絆、バンクの堕ちっぷり、グレースの可愛さ。
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エンディングで立場、考え方、いろいろ変わってしまうが、観ている人それぞれが感じ方が違って見えるのでは?

え、ガチ?
中国で起きた不正入試事件が元ネタだという。
とは言っても実話ベースではなく、あくまで作品作りの段階。
その元事件もよくわかりませんし。
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ただ中国やインド、タイなど、「成績」こそ自分の運命を大きく変えるアイテムであることは強く感じる。
実際、金で裏口入学などの事件のニュースもありますし、その辺はむしろ日本より必死すぎる感がある。
そうは言っても、そんな不正行為のまま成功した話は…あるのかな?
はたして今作ではどういう警鐘となるのか?

今作、「成績」といったお堅い題材なのだが、女優さんたちみんなスタイル良くて…
なんかスゴイお得感!
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